“真珠”は、“海産物”とも考えられる要素があり、
はっきりとした市場共通の“基準グレード”が無いようです。
真珠については、いろいろな“分類ポイント”があります。
たとえば、“天然真珠”か、“養殖真珠”か、という分類です。
天然真珠とは、自然の状況の中で、偶然に貝の体内に入って来たものが、
一種の刺激となって、生成される真珠です。
一般に、貝の体内に、魚介類の死骸片や砂粒などが入り込んだ場合、
身を守る為の一つの“生理作用”として、“外套膜”が“真珠質”を分泌します。
つまり、その異物を核として、外套膜が真珠質を分泌し、
巻き続けた結果として、自然に生成される真珠が天然真珠です。
一方、養殖真珠は、核として、別の貝殻で作った珠を、
人為的に挿入して、真珠貝を養殖した真珠です。
最近では、単に真珠と云えば、養殖真珠を指すようです。
真珠は、母貝内の生成される場所でも、分類されています。
たとえば、貝殻に付いている真珠は、“半円真珠(マベ)”と分類されます。
一方、貝の体内にある真珠には、“円型”や“ドロップ型”、
“バロック型”などがあります。
また、貝内の外套膜周辺で生成される光沢の良い真珠は、
“袋玉(ハネダマ)”と云われ、貝の兆番にあるモノは“耳玉”と呼ばれています。
その他、外套膜の中にできる真珠は、“ケシダマ(バラダマ)”と呼ばれ、
貝柱にある真珠は、“シン玉(ザラダマ)”と呼ばれています。
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